漢方通信 vol.13
「プレ更年期」
中医学的に考えて女性は成長や生殖をつかさどる「腎」の充実度により7の倍数で変化すると考えます。
7*2の14で初潮を迎え7*3の21で女性の成熟期を迎え7*4の28で身体機能・生殖機能のピークを迎えます。そして7*5の35から徐々に老化が始まり7*7の49で閉経を迎えます。
35歳以前から月経周期が乱れや月経量が極端に減ったり冷え・ほてり,動悸、妊娠しづらいといった方は、早期腎虚と言って老化が早く始っていることが考えられます。
この早期腎虚を改善するのに、漢方が期待できます。
しかしこの腎虚に対する漢方も体質によって違います。
腎陽虚と言って顔色が白く腰膝が冷えて重だるく、尿の量が多くとくに夜になると多くなる、もしくは尿の量が少なくむくみなどを伴うことがあります。こういった方の多くは、舌は白っぽくポテッとしていて歯の痕があります。腎陽虚には腎を補いながら温めてくれる漢方をお勧めします
腎陰虚と言って手足がほてる・めまい・耳鳴り・目のかすみ・腰膝がだるくのどが乾く・寝汗・頬が赤いなどの症状が見られます。こういった方の多くは舌が赤く、乾いて舌の上の苔がないことが多いです。腎陰虚には腎を補いながら体に潤いを与えてくれる漢方をお勧めします。
ほかにも色々な事が考えられます。漢方を服用する際は専門家に相談しましょう。
また腎を補うことは、プレ更年期だけではなく老化への坂道を緩いものにするのも期待できますよ。


漢方通信 vol.12
「脂性肌には洗顔が一番!と思っていませんか?
・・・じつは、それはまちがっています。」
VOL.11まで漢方についてお話してきましたが今回から少しお肌についてお話します。
確かにさっぱりタイプの洗顔料で洗うと、直後は皮脂が取れさっぱりしますよね!
ところがそのさっぱりは長く続きません。皮脂を過剰に取ると、肌は乾燥して外部からの刺激に弱くなります。さらに敏感になった肌は、守るために大量の皮脂を出そうとします。皮脂が大量に出ると、もっとさっぱりする洗顔料が欲しくなってしまいます。
では、どうしたらよいのでしょうか?
それは、洗顔前の「クレンジング」が大事になってきます。
リスブランの「カルシウムクレンジング」 は肌に必要な潤いは残したまま、メイク汚れや脂汚れだけを溶かしだします。おまけにクレンジングしながらお肌に必要なカルシウムを肌から吸収できるんです。洗顔だけでは落とせない毛穴の汚れを落としながら、肌に必要な潤いは残すので、その後の洗顔は軽くすみ、過剰な皮脂は取りません。すると必要な皮脂は残っているので、自分から出す皮脂は自然と減るようになります
しかし!その後のケアも必要です。
汚れを落とす→洗う→潤す→とじこめる
この流れをくり返すことによって、無駄な皮脂が出にくくなりますよ!
ローションをつけるのも注意が必要!乾いたコットンにローションを少しつけ肌につけるのは薄い肌の表面をこすってしまう可能性が高くなります。
また最後のとじこめるクリーム類は脂性肌の方に嫌われがちですがしっかりフタをすることで無駄な皮脂が出にくくなるのです。


漢方通信 vol.11
「お肌カサカサ」
お肌がカサカサになりかゆくなったりしていませんか?乾燥するこの季節はどうしても肌がカサカサになりやすくなります。お肌の乾燥にも漢方はおすすめですよ。
カラダを潤す「陰」が不足するとはお肌がカサカサしやすくなります。「陰」には「血」と「津液」があり「血」が不足すると肌が乾燥気味になり他にも髪がパサパサ・爪がもろい・筋肉がピクピクしたりつりやすい・不安感・寝つきが悪く不眠気味・夢が多いなどの症状が出やすくなります。「津液」が不足すると肌がカサカサし他には、唇や口の中が乾燥する・ほてりやすい・寝汗をかくなどの症状が出やすくなります。それぞれ「血」や「津液」を補う漢方を使います。症状によって漢方は違います。必ず薬剤師に相談の上服用して下さいね。もちろんスキンケアも大事!お風呂上りすぐケアするのがポイントです。お肌にもミネラルは必要なためミネラルの入りのリスブランFAクリーム・入浴剤にミネラル配合のリスブラン バスソルトをおすすめします。おすすめサプリ 沙棘(サージ)オイル β―カロチン、ビタミンA・E・各種脂肪酸(パルミトオレイン酸など)を含む天然の果実のオイルです。サプリを取るときは天然の物を取るようにしましょう。吸収も違いますしバランスを崩すようなことは避けられますよ



漢方通信 vol.10
「イライラ」
生理前イライラしていつもなら聞き流せる事が聞き流せない・ちょっとした事で怒ってしまう・感情的になってしまう・涙がぽろり・・・そして後で後悔という経験はありませんか?「月経前症候群・PMS」と言われますが中医学的に考えても生理前は特に肝気がうっ滞しやすく胸や脇の張り感・ため息が多くなる・イライラなどの症状がおこりやすくなります。
文字で書くのは簡単ですがなった事のある女性にしかわからない苦しみですよね。なにせ私も以前そうだったのです。漢方を服用するようになってから随分楽になりました。
生理現象だからと考える方もいますが漢方で改善されるならあのイライラなどから開放されたいですよね。
よくイライラに加味逍遥散などの漢方の名前を目にします。これは疏肝薬といい気の巡りをよくしてくれます。しかしこれだけでは最初のうちしか漢方の効き目を感じられない事が有ります。同時に養肝(肝そのものを補うこと)をしなければいけないからです。根本的に改善したい時には、漢方専門の薬局・薬店で相談しましょう。あなたのカラダに何が足りなく何が余分なのかをちゃんと診てもらいましょう。

おすすめ
香味野菜など香りのあるもの(加熱は短めに)
オレンジ・みかん・すだちなど酸っぱい柑橘類
ジャスミン茶・ミントティー・菊花茶

避けたい食べ物
熱性・辛味の強いもの・さつまいも・炒り豆・お酒の飲みすぎ



漢方通信 vol.9
血虚(けっきょ)
中医学では「血(けつ)」とは、脈管中に循環し栄養に富む赤い液体のことです。
血の役割は
「血は全身を養い潤し、神志活動の物質的な本である。」
「肝は血を受けてよく視、足は血を受けてよく歩く・・・」という言葉があるのですが
体の各部分は各種の生理活動を行う為には血が必要です。その血が不足してしまうと(血虚)例えば冷え性・足がよくつる・目が疲れやすい・めまい・動悸・不眠や夢が多い・肌や毛髪がカサカサで艶がない・手足がしびれる・生理後半や後の生理痛や頭痛などが起こりやすくなります。
特に女性は「血」が不足しやすいため生理や不妊などトラブルを抱えやすくなります。
トラブルは一つの原因だけでなく色々複雑に絡んでいます。漢方を選ぶときは専門の人に相談しましょう。

オススメの食材・・・なつめ・クコの実・黒ゴマ・ほうれん草・あずき・黒豆など
       特に黒い食材、赤い食材がオススメお茶ではライチ紅茶
避けたい食材・・・冷たい飲食物・刺身などのなまもの・脂っこいもの・チョコレートなどのあまいもの・唐辛子などの刺激のつよいもの
「当帰」・・・女性の宝といわれ婦人科の良薬です。当帰が70%はいりコラーゲンをたっぷり含む阿膠などが入った婦宝当帰膠は甘い漢方シロップで飲みやすくオススメです。モデルさんや女優さんにも愛飲されています。


漢方通信 vol.8
風邪には葛根湯?
皆さんが風邪に使う漢方の中で一番知られているのは葛根湯かと思います。
しかし症状によってもちろん服用する漢方薬は違います。
代表的な風邪のひき始めの症状を紹介します
@発熱感よりゾクゾク感が強く、頭痛・身体痛などは表寒証といっ
寒邪という外邪が体表面(表)に侵襲した時に起こります。この場合は表からこの寒邪を
取り去る漢方薬を使います。
Aゾクゾク感より発熱感が強く、頭痛・のどの痛みなどは表熱証といって
熱邪という外邪が体表面に侵襲した時に起こります。この場合は表からこの熱邪を
取り去る漢方薬を使います。
表証は風邪の初期によくみられ発病が急で変化が早く、病程が短いという特徴があり
表に邪気があるうちに対処しなければ疾病は深い部分すなわち裏に進んでしまいます。
風邪はひき始めが肝心です。すぐに服用出来るように常備しておくといいですね。
また予防として普段から板藍根を服用しておくのもいいですよ。板藍根はアブラナ科の植物で抗菌・抗ウィルス・解熱・解毒作用にすぐれた生薬として知られています。この生薬を煎じたお茶を飲んだりうがいするといいですよ。煎じるのが大変なら板藍根のエキスを抽出して顆粒状にしたものが手軽に飲める「板藍茶」としてパンダマークの薬局で販売されています。
漢方は薬局・薬店でよく相談してから服用するようにしましょう。「漢方だから安全!」ではありませんよ。



漢方通信 vol.7
「漢方で子宝 2」
「腎」について
中医学的に考え「腎」はホルモンバランス・生殖などをつかさどり、また体を温める作用もあります。
女性は7の倍数で体が変わると言われています。「腎」は7×4の28歳でピークを迎え7×5の35歳で老え始めます。しかし「腎」を漢方で補うことが出来るんです。
つまりアンチエイジングにも役立ちます。
腎の働きに問題が起こるとホルモンバランスが乱れてしまいます。
「腎」は卵巣機能もつかさどり低温期に卵胞の発育をよくするためにも漢方は有効。
「腎」の機能のうち体を温める作用がありますが、この機能が低下すると冷えを感じやすく、基礎体温は全体的に低く高温期も12日以上続かない・受精卵が子宮内膜に着床しづらい状態になります。また「腎」の機能が低下したまま妊娠すると流産などの可能性が高くなってしまいます。
西洋医学の治療を続けていると排卵誘発剤やホルモン剤の影響で「血」のめぐりが悪い「お血」になりやすく、ホルモン剤により「腎虚(腎の不足)」になりやすくなってしまいます。そういった場合でも漢方薬の併用は有効です。
タイプによって補腎薬の種類は変わりますが、生理周期に合わせた周期調整法にうまく取り入れることで妊娠しやすい体をめざします


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