配所で没し、神として祭られる

 遠い九州の地にある大宰府に左遷された道真公は、いつの日にか疑いが晴れて帰京できることを夢にみながら、詩作に気をまぎらしていたと伝えられている。だが、その夢もかなうことなく、903年(延喜3)2月25日、病得て床に伏していた道真公は、配流の地で59歳の生涯を終えた。
 京都から随行していた門弟の味酒安行が、道真公の遺骸を葬るべく牛車に乗せて運んでると、急に牛車が動かなくなってしまった。「此の地(大宰府)に埋めよ」との、道真公の遺命を道真公の墓所とし、祠廟を建てて祀った。

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